鈴木さんは友人の知り合いの設計事務所の人に、要望を伝え希望が盛り込まれた住宅の設計図を描いてもらいました。
その図面を基に3社の工事業者で見積もりを取る事にしました。
数週間後各社から見積書が出てきました。
A社が1000万円 B社1100万円 C社 900万円
さて、
どの会社が一番良いでしょう?
もしくは、
どの会社がコストパフォーマンスが良いでしょう?
A社
1000万円
B社
1100万円
C社
900万円
これは、簡単ですね!同じ条件で見積もりをしているので、C社が一番良いですよね!
ここで決めても良いのですが、もう少し話を聞いてください。
というのは、業者によっては適当に見積もったいわゆるドンブリ勘定の見積もりがあったりします。最近はだいぶ減ってきては居ますが時々出くわします。見積もりは見積もりなので、その額でやらせてしまうという意見もありますが、そういう業者は工事の内容もそんなもんです。
そこで、私どもの事務所では、お客様の視点で査定を行っています。重要な項目が抜けていないか?数量が多すぎたり単価が間違っていないか?などです。
見積もりの訂正する機会を作って、工事完了までしっかり遂行できる会社かもアドバイスいたします。
なぜ、ちゃんとした見積もりが必要なのか!
それは、工事の間に素材を変えたり、形を変えたりすることがあります。その時に、見積もりの増減が出来ない見積もりでは困るのです。
住宅づくりの工事は完成の時で終わりですが、そのあとずーっと暮らしていかなければならないのです。
なので、安かろう悪かろうではダメなんですね!