マンションは購入後も色々と固定費が掛かるもの。そんな中で意外と負担になるのが管理費(共益費)と大規模修繕積立金です。
管理費とは、共用部と呼ばれる住民全体で使用する部分の電気代や清掃費です。規模が大きなマンションになると広範囲 となるため、全体で割り勘となっても戸建住宅の数倍になってしまう場合があったり、清掃などを外部業者に委託すると経費が余分に掛かってしまったり…なん てことがあるかもしれません。しかし、自分一人で節約したいから掃除します!とか、逆に楽をしたいので業者に任せたいと言ってもダメ。共用部をどのように 管理するかは、理事会の多数決により決定されるのです。
もうひとつの修繕積立金。これは、毎月1万円前後を積み立てることが多いですが、年12万、10年で120万円積み 立てたとしても、10年毎に行う大規模修繕の際には足りないことがほとんどです。実は、新築販売時に売りやすくするために積立金を安く設定しているケース があるからなのです!そして修繕の際に足りない分は、当然、追加徴収となります。この場合もあなたの懐事情は関係ありません。今年は子供の教育費が掛かる から来年とか、病気で医療費が掛かったからと言っても待ってはくれないのです。
この修繕費はもちろん戸建の場合も必要になりますが、マンションほどではありませんし、修繕のタイミングは自分の判断で決めることが出来るのです。